こんばんわ、かなり初歩的な証明問題だと思いますが、いざ証明すると なると戸惑ってしまいます;−;しかも、教科書の問題なので答えがなく 答えあわせもできない状況なのでどなたかご教授願います!
問)a,bが定数のとき、次の不等式を証明せよ。 {f(ax+b)}'=af'(ax+b)
おそらく合成関数の証明の後の問題なので、合成関数を用いることは 想像できるのですが・・・。 一応私なりに考えた結果、g(x)=ax+b=yとみて、またz=f(y)から z=f{g(x)},,,,,うーん、ここから上手くいかない^−^; と言うか、全然進んでません(死
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14101.Re: 合成関数 |
名前:K.N.G. 日付:4月1日(木) 2時10分 |
こんにちは. 証明するのは"不等式"ではなくて"等式"ですよね? (勘違いしていたら, ごめんなさい.)
(合成関数の微分法を証明済みとして) ax + b = g(x) と置くと, {f(ax + b)}' = {f(g(x))}' = (df/dg) * (dg/dx) (∵合成関数の微分) = f '(g(x)) * a = f '(ax + b) * a = a * f '(ax + b) というような感じの証明でいいのではないでしょうか...
もっと, 簡単に書いてしまえば, {f(ax + b)}' = f '(ax + b) * (ax + b)' = a * f '(ax + b) となりますが.
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14102.Re: 合成関数 |
名前:ジャグラ 日付:4月1日(木) 2時39分 |
K.N.G.さん返答ありがとうございます! すみません、勘違いして不等式とうってしまいました;−; 不等式なら証明できませんよね(笑)
はやり合成関数の考え方で解くのですね!証明の流れは分かりやすく 本当に感謝します。 ですが、恥ずかしながら {f(g(x))}'=(df/dg) * (dg/dx)に到るプロセスをきちんと納得できて いない見たいです・・・。 すみません、私自身合成関数の証明は理解していたつもりでしたが 実際できてませんでした。そこでもう少し詳しく教えて頂けないでしょうか? fと表記した時点で一瞬の関数を表しているのかな・・・、 合成関数を勉強しているとそんな気がしなくもないです^−^; 今まではf(x)で関数だと認識していたのですが・・・。
♯気にせず合成じゃ!みたいなノリで行けば困らないと思うのですが、 実際定義が私からしてみると複雑です;−;
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14103.Re: 合成関数 |
名前:K.N.G. 日付:4月1日(木) 3時24分 |
--合成関数の微分----------------------------- y = f(t), t = g(x) が共に微分可能であるとき, 合成関数 f(g(x)) も微分可能であり, dy/dx = (dy/dt)*(dt/dx) となる. --------------------------------------------- というのが合成関数の微分です. 証明は教科書を参照して下さい.
「微分可能である」とか細かいことを無視すると, 要するに 「y = f(t), t = g(x) のとき, f(g(x)) を x で微分したもの(dy/dx) を求めたかったら, まず y を t で微分したもの(dy/dt) と t を x で微分したもの(dt/dx) を掛け合わせれば求まりますよ.」 ということです.
本問の場合, 上に合わせて, y = f(t) = f(ax + b), t = g(x) = ax + b と置くと, {f(ax + b)}' = dy/dx = (dy/dt) * (dt/dx) = f '(t) * g '(x) = f '(ax + b) * a = a * f '(ax + b) となるわけです. 先ほどの投稿の書き方とちょっと違いますが, 本質的には変わりません. というか, もしかすると先ほどの書き方は間違っているかもしれない(意味はとれると思うのですが..)ので, こちらを参考にして下さい.
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14104.Re: 合成関数 |
名前:ジャグラ 日付:4月1日(木) 4時49分 |
K.N.G.さん返信ありがとうございます。 y = f(t) = f(ax + b), t = g(x) = ax + b の部分とdy/dt) * (dt/dx)の部分を参照しながら考えれば 理解できました!結局合成関数の意味するところは、間接的に微分している 所ですよね。良心的なご説明でとても助かりました。
それと、実はもう一つ些細な疑問があるのですが・・・・ 一般的にf(x)とf^-1(x)はy=xに関して対称であるとのことですが、 それはy=xとひっくり返しても同じエネルギー(?w)を持っているため 反対方向からアプローチしても大丈夫ということだからですか? よろしければ教えてください。
♯本当に些細で申し訳ありません。
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14115.Re: 合成関数 |
名前:K.N.G. 日付:4月1日(木) 14時9分 |
逆関数について, 個人的には次のように捉えています.
先ず, 1対1対応の関数 y = f(x) について, x と y を入れ替え x = f(x) とし, これを y = f-1(x) の形に変形したとき, f-1(x) を f(x) の逆関数といいます.
数式上で「x と y を入れ替える」という操作は, グラフ上では「x軸と y軸を入れ替える」という操作に置き換えられます(グラフはそのままです). つまり, x軸(横軸)を y軸とみて, y軸(縦軸)を x軸とみるわけですから, f(x) と f-1(x) は, 自然 y = x に関して対称になります.
> それはy=xとひっくり返しても同じエネルギー(?w)を持っているため というエネルギーからのアプローチ(?)は, 僕にはちょっとわかりません. 不勉強なものでm(__)m
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14116.訂正です |
名前:K.N.G. 日付:4月1日(木) 14時13分 |
2行目の > x と y を入れ替え x = f(x) とし を x と y を入れ替え x = f(y) とし に訂正してください. すみません.
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14135.Re: 合成関数 |
名前:ジャグラ 日付:4月1日(木) 20時12分 |
K.N.G.さん返答ありがとうございます。 逆関数は私の苦手のするところでエネルギーとか変な事言って 混乱させてしまい申し訳ありません。 これほど丁寧に答えていただきありがとうございました!
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