算チャレ過去問補完計画1

算数にチャレンジ(通称算チャレ)の過去問で、解説がなく、かつ数学の小部屋にもない
問題の解説をしていきます。

(リンクが切れていたらゴメンナサイ)

第42回

こちらも参照してください。
長針と短針とで合わせて、1440°回るので、その間の時間は
 1440÷(6+0.5)=2880/13 (分)
この間に回る短針の角度(=最初の状態での長針と短針の角度)は、
 2880/13 × 0.5 =1440/13 (°)
10時を過ぎてこの角度になるまでの時間は、
 (1440/13−60)÷(6-0.5)=660/13×2/11=1320/143=120/13
 120/13=9+3/13
 3/13×60=180/13=13+11/13
答え 10時9分13と11/13秒

方程式で解くなら、10時x分と1時y分とおいて、
 6x=30+0.5y ・・・・・・1と2の間の針の位置
 300+0.5x=6y・・・・・・10と11の間の針の位置
より、x=120/13 を得ます。


第43回

赤は逆戻りできないので、図のアルファベットから、Aを1つ、Bを1つ、・・・Fを1つ選んで、
あとはそれらを通るように縦の道を通るようにすればいいので、
 2×3×4×5×6×7=5040(通り)


第44回
結果から言うと、17×18−17−18=271 円です。

こちらおよびその解答に解説があります。


第45回
1個の小さい立方体について、1度に塗られる面は0,1,2,3面です。
よって、塗られている色の数は、色の種類を無視すると、
(0,3,3)(1,2,3)(2,2,2)の3通りです。
・1回目で中心にあって、塗られなかったものは、2回目、3回目で、3面ずつ塗られないといけません。
 2回目、3回目についても同じで、(0,3,3)は3個。
・1回目で面の真ん中にあったもの(1面だけ塗られる)は、2回目、3回目で2面と3面が塗られないといけません。
 それらは2回目、3回目において、互いに重複しないので、(1,2,3)は18個。
残りが(2,2,2)で、27−3−18=6(個)


第46回
算チャレVer.3 の第19問に同じような問題があります。
1つの方法として、

図のように、図形の中ほどに1点を取り、三角形を順に11個作ります。
三角形の内角の合計は 180×11=1980(°)
このうち、中心付近に2回転分(720°)使用しているので、それを引いて、
 1980−720=1260(°)


第47回
A、Bそれぞれ[100]とします。Aの食塩[12]、Bの食塩[0]としても、
一般性を失いません。
合わせて、[12]の食塩を差が[7]になるようにするには、
[2.5]と[9.5]に分ける。
Aから、[2.5]の食塩を持ち出す場合
 200×12÷2.5=960(g)
Aから、[9.5]の食塩を持ち出す場合
 200×12÷9.5=4800/19(g)

算チャレ過去問補完計画2へ

算数・数学の部屋に戻る