ポーカーの役(ワイルドカードなし)

ポーカーの役がそれぞれ何通り出来るかを考察します。

(条件)
・ワイルドカード(ジョーカー)は使用しない。
・ストレート系では、Aを最大の数(A-K-Q-J-10)、最小の数(5-4-3-2-1) のいずれにも使用できる。
 ただし循環(wrap-around)は出来ない(K-A-2-3-4)


すべてのカードの出方は
 525=2598960 通り

ワン・ペア(Pair)
 5枚のうち2枚が同じ数字、他の3枚に共通性はない。
ペアであるカードの選び方は、13通り。
ペアのカードのマーク(suit)の選び方は 42=6 通り
他の3枚の数字の選び方は 123=220 通り
3枚のマークの選び方は 43=64 通り
 13×6×220×64=1098240 通り

ツー・ペア(Two Pair)
 2枚の同じ数字のカード2組と、共通性のないカード1枚。
ペアとなる数字の選び方は、132=78 通り
ペアのカードのマークの選び方は 62=36 通り
残りの1枚の数字とマークの選び方は 11×4=44 通り
 78×36×44=123552 通り

スリーカード(Three of a Kind)
 5枚のうち3枚が同じ数字、他の2枚に共通性はない。
トリオとなる数字の選び方は、13通り。
トリオのマークの選び方は 43=4 通り
他の2枚の数字の選び方は 122=66 通り
2枚のマークの選び方は 42=16通り
 13×4×66×16=54912 通り

ストレート(Straight)
 連続した5つの数字からなる5枚。すべてのマークが同じストレートフラッシュは除く。
5つの連続した数字の出方は 1-2-3-4-5 から 10-J-Q-K-A の10通り
それらのマークの出方は 45=1024 通り
そのうちフラッシュになるのは4通り
 10×(1024−4)=10200 通り

フラッシュ(Flush)
 同じマークの5枚。ストレートフラッシュは除く。
1つのマークについて、5枚の選び方は 135=1287 通り
このうちストレートになるのは 10通り
マークは 4通り
 (1287−10)×4=5108 通り

フルハウス(Full House)
 3枚の同じ数字と、2枚の別の同じ数字の5枚。
3枚と2枚の数字の選び方は 13×12=156 通り
トリオのマークの選び方は 43=4 通り
ペアのマークの選び方は 42=6 通り
 156×4×6=3744 通り

フォーカード(Four of a Kind)
5枚のうち4枚が同じ数字。
4枚になる数字の選び方は13通り。マークは1通り。
残りの1枚の数字とマークの選び方は12×4=48 通り。
 13×48=624 通り

ストレート・フラッシュ(Straight Flush)
 連続した5つの数字ですべてのマークが同じ5枚。
 ただし、ロイヤルフラッシュ(A-K-Q-J-10) を除く。
5つの連続した数字の出方は 1-2-3-4-5 から 9-10-J-Q-K の9通り
それらのマークの出方は 4 通り
 9×4=36 通り

ロイヤル・フラッシュ(Royal Flush)
 A-K-Q-J-10 の5枚で、すべてのマークが同じ5枚。
各マークに1通りずつで、
 4通り

役なし
 2598960−(1098240+123552+54912+10200+5108+3744+624+36+4)
 =1302540 通り

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