みゅゥさんからの質問6
2問あります。

問題1
円Oの円周外の1点Pから接線PA、PBをひき、POと弦ABとの交点をMとする。
また、点Pより円Oへ割線をひき、円周との交点をQ,Rとする。
このとき、4点O、M、Q、Rは同一円上にあることを証明せよ。

解答1
みゅゥさんからの質問6
PAは円Oの接線なので、方べきの定理より、
 PQ・PR=PA2
一方、△PAOと△PMAは相似なので、
 PO:PA=PA:PM
より、
 PO・PM=PA2
したがって、
 PQ・PR=PO・PM
となり、方べきの定理の逆より、4点O、M、Q、Rは同一円上にある。


問題2
円Wと直線Lがある。今、円Wの周上の点Aを、AO⊥Lとなるようにとる。
さらに、直線L上に任意の点Pをとり、APと円Wとの交点をQとする。
このとき、AP・AQの値は一定であることを2つの場合で証明せよ。
(1)Lが円Wの接線であるとき、AP・AQ=AT2(ATは円Wの直径)
(2)Lが円Wの割線であるとき、AP・AQ=AH・AB

解答2
 みゅゥさんからの質問6
(1)
 図において、TQ⊥APより、
 △APTと△ATQは相似。
 よって、
  AT:AP=AQ:AT
 より、
  AP・AQ=AT2

(2)
 みゅゥさんからの質問6
 i) Pが円の内側にある場合(左図)
  △APHと△ABQは相似なので、
   AP:AB=AH:AQ
  よって、
   AP・AQ=AH・AB
 ii) Pが円上にある場合
  i) と同様にして、AP・AQ=AH・AB を示すことができる。
 iii) Pが円の外側にある場合。
   右図において、、i) と同様にして、AP・AQ=AH・AB を示すことができる。

「算数・数学」の部屋に戻る