壺月さんからの質問4

問題
(1)楕円x2+5y2=1の傾きが1/2の2本の接線とy軸との交点をそれぞれL、Mとすると、LMの長さはいくらか?
(2)整数x,yが1/27・(1/8)(-2x+5y)/3=1/32・27x-2yを満たすときxはいくらでyはいくらか?

解答
(1)
楕円 x2+5y2=1 をy方向に√5 倍に拡大すると、円x2+y2=1になります。
同様に傾き1/2の直線は傾き√5/2 の直線になります。

このときの交点をL’,M’とすると、L’M’の傾きは、-2/√5 であるので、
各部の長さは下図のようになります。

これをもう一度、y方向に 1/√5 倍に縮めると、

これより、LMを求めると、
 LM=(√5/15)×√(102+42)=2√145/15

(2)
1/27・(1/8)(-2x+5y)/3=1/32・27x-2y を変形して、
 32・(1/8)(-2x+5y)/3=27x-2y+1
32=85/3=(1/8)-5/3 より
 (1/8)(-2x+5y-5)/3=27x-2y+1
1/8=2-3、27=33 より、
 22x-5y+5=33(x-2y+1)
指数はいずれも整数なので、この式が成り立つのは、
 20=30
となるときだけである。
 2x−5y+5=0
 x−2y+1=0
これを解いて、
 x=5,y=3

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