| 今回の目標 算数で解ける問題を、方程式を使って解き、解法を比較する。 |
算数と方程式
| 方程式を使って応用問題を解くときの手順 1. 求める量は何で、何をχ(またはy)とおくかを決める。 2. 問題に示された条件を、式で表す。(方程式を立てる、という) 3. 方程式を解く。 4. 問題の意味に沿った答え方で答える。(単位など) |
<問題1> 次の各問題を方程式を用いて解け。また、算数の問題として解きなさい。
(1) バケツに水を入れ、A、B、Cの3本の棒をまっすぐに立てました。
すると、水面の上に出ている部分は、Aの棒が
1/3、Bの棒が 1/4、Cの棒が 1/5 となりました。
3本の棒の長さの和が147pのとき、水の深さと棒の長さはそれぞれいくらになりますか。
(ヒント:水の深さをχとおくと、3本の棒の長さはそれぞれどのように表されますか。)
| 方程式による解法 水の深さをχとおく Aの棒は3χ/2、Bの棒は4χ/3、Cの棒は5χ/4 なので 3χ/2+4χ/3+5χ/4=147 両辺に 12 を掛けて 18χ+16χ+15χ=1764 49χ=1764 χ=36 答え 水の深さ:36cm 棒の長さ A:54cm、B:48cm、C:45cm |
| | | | | | | | | | | | |
算数による解法 ここをクリック |
(2) ある地域の子供会では、リサイクルのために、この地域の家を回ってアルミ缶と古新聞を
回収することにした。
子供たちが回収したアルミ缶と古新聞の重さの合計は900sであった。
それらを買い取ってもらったところ、その代金は9360円であった。
1s当たりの買い取り価格は、アルミ缶が30円、古新聞が9円であったという。
このとき、回収したアルミ缶1個の重さが、どれも20gであったとすれば、回収したアルミ缶の
個数は、全部で何個であったか。
方程式を作り、計算の過程を書き、答えを求めなさい。(1994年度 静岡県 県公立高校入学試験)
| 方程式による解法 アルミ缶の重さをχkg、古新聞の重さをykgとおく。 χ+y=900・・・・・・(1) 30χ+9y=9360・・・・・・(2) (1)より、 y=900−χ (2) に代入して、 30χ+9(900−χ)=9360 30χ+8100−9χ=9360 21χ=1260 χ=60 アルミ缶は60kgとなり、個数に直すと、 60000÷20=3000 答え 3000個 |
| | | | | | | | | | | | | | | |
算数による解法 これは、「つるかめ算」の考え方です。 900kgすべてが古新聞だとすると、代金は 900×9=8100 (円) となり、 9360−8100=1260 (円) 足りない。 1kgの古新聞をアルミ缶と入れかえると、 30−9=21 (円) 代金が増える。8100円増やすためには 1260÷21=60 (kg) の古新聞をアルミ缶に換えればよい。 よって、アルミ缶は60kgとなり、個数に直すと、 60000÷20=3000 答え 3000個 |
(3) ある遊園地の入場料は、子ども7人と大人2人で4100円、子ども20人と大人3人で9150円です。
ただし、子どもが10人以上になると、子どもの料金が1割引になります。
大人1人と、割引きするまえの子ども1人の入園料は、それぞれいくらですか。(甲南女子中)
| 方程式による解法 大人1人の料金をχ円、子ども1人の料金をy円とおく。 2χ+7y=4100・・・・・・(1) 3χ+20y×0.9=9150・・・・・・(2) (2)×2−(1)×3 6χ+36y=18300 6χ+21y=12300 ------------------ 15y=6000 y=400 (1)より、 2χ=4100−7×400=1300 χ=650 答え 大人:650円 子ども:400円 |
| | | | | | | | | | | | | | |
算数による解法 ここをクリック |