| 今回の目標 ・移項について理解する。 ・どんな1次方程式でも解けるようになる。 |
移項
(例題)2χ−3=5 を解け。
(解答)2χ=6 や 3χ=-9 などのように、左辺はχを含んだ項、右辺はχを含まない項、
という形をした方程式は、前回やったように、両辺を左辺の(係数)で割れば求めることができます。
それでは、例題の方程式も、このような形にならないでしょうか。
左辺において、邪魔になっている項は( -3 )ですが、これを無くすには両辺に( 3 )を足せば良い。
すると、
| 2χ−3 =5 | |
| ↓ | 両辺に( 3 )を足す |
| 2χ−3+( 3 )=5+( 3 ) | |
| ↓ | 計算すると |
| ( 2χ=8 ) | |
| ↓ | 両辺(を 2 で割る) |
| χ=( 4 ) |
2χ−3=5 の両辺に3を足すと、左辺の-3は消えることはわかっていますので
(そのために3を足したのですから)いきなり次のように表すことができます。
| 2χ−3=5 | |
| ↓ | 両辺に3を足し、左辺の-3は消える |
| 2χ =5+3 |
これは、左辺の-3が右辺に移ったようなものです。
但し!マイナスがプラスになっていることに注意してください!!!
このように、左辺の項を右辺に、また右辺の項を左辺に移すことを(移項)といい、
移すときには、プラスはマイナスに、マイナスはプラスになります
(+:プラスや、−:マイナスを符号といいます。つまり、移項のときには符号が変わると覚えてください)。
| 移項 左辺の項を右辺に、右辺の項を左辺に移すことで、移項するときには項の符号が変わる。 |
| <問題1> 次の方程式を解け。 | |||
| (1) | 3χ+2=8 | (2) | -2χ−3=5 |
| 3χ=8−2 | -2χ=5+3 | ||
| 3χ=6 | -2χ=8 | ||
| χ=2 | χ=-4 | ||
(例題) 3χ+2=χ−8 を解け。
(解答)今度は、右辺にχを含んだ項がある場合である。
これも前の例題と同じように、左辺はχを含んだ項のみ、右辺はχを含まない項のみ、
という形をした方程式に直すことを考えれば良い。
つまり、( 2 )を右辺に、( χ )を左辺に移項すれば良い。
| 3χ+2=χ−8 | |
| ↓ | ( 2 )と( χ )を移項 |
| 3χ−χ=−8−2 | |
| ↓ | 計算すると |
| 2χ=-10 | |
| ↓ | |
| χ=-5 |
| 方程式を解く手順 1. 移項を用いて、左辺にχを含んだ項、右辺にχを含まない項をかためる。 2. 計算して、□χ=△の形にする。 3. 両辺を□で割ってχを求める。 |
<問題2> 次の方程式を解け。
| (1) | χ−6=2 | (2) | -χ=8χ−3 |
| χ=2+6 | -χ−8χ=−3 | ||
| χ=8 | −9χ=−3 | ||
| χ=1/3 | |||
| (3) | 3χ+12=4−χ | (4) | 1+2(3χ−1)=χ+1 |
| 3χ+χ=4−12 | 1+6χ−2=χ+1 | ||
| 2χ=−8 | 6χ−1=χ+1 | ||
| χ=−4 | 6χ−χ=1+1 | ||
| 5χ=2 | |||
| χ=2/5 | |||
| (5) | 4(χ+2)=6 | (6) | χ−(2χ−1)+1=-3(-2χ−1) |
| 4χ+8=6 | χ−2χ+1+1=6χ+3 | ||
| 4χ=6−8 | −χ+2=6χ+3 | ||
| 4χ=−2 | −χ−6χ=3−2 | ||
| χ=−1/2 | −7χ=1 | ||
| χ=−1/7 | |||
| (7) | 5χ=3χ+1 | (8) | 2χ−1=3χ−4 |
| 5χ−3χ=1 | 2χ−3χ=−4+1 | ||
| 2χ=1 | −χ=−3 | ||
| χ=1/2 | χ=3 |