1.振動数

空気中で、まわりより密度の濃い部分と薄い部分が次々と伝播するとき
音として関知されます。



ある1点で観測すると、空気の濃い状態、薄い状態が交互に訪れます。
これを、横軸に時間、縦軸に空気の濃さをとると、図のように、波のグラフが描けます。



空気の濃さのピーク(まわりに比べてもっとも濃い部分=グラフの極大値)から、次の
ピークまでを周期といいます。

1秒間に、空気の一番濃い部分が、何回通過するかという回数を、振動数といいます。
振動数は 440Hz(ヘルツ) のように表し、440Hz は、1秒間に440回の周期がある音と言えます。

 振動数(Hz)=1/周期(秒)

の関係があります。

音楽では、振動数が一定に保たれた音を楽音、そうでない音(打楽器など)を噪音といいます。
また、噪音でも、ある短い時間内では振動数を持ちます。

2つの楽音があるとき
 振動数が小さい方の音が低い音、振動数が大きい方の音が高い音です。


2.オクターブと完全5度から平均律へ へ