問題12の解答

この問題では、底面の半径はすでに1とわかっているので、高さを求める問題と考えることにします。

図のように、上面の五角形の頂点Aから、底面に垂線をおろし、その足をCとします。
また、点Bは下面の五角形の頂点のうち、Cにもっとも近い点です。

ここで、△ABCは∠ACB=90°の直角三角形で、ACが求める高さになります。

△ABDは正三角形なので、AB=ADとなり、ABは、正五角形の1辺と同じ長さです。
その長さは、AB=2sin36°

BCは、底面の円に内接する正10角形の1辺に相当しますから、
その長さは、BC=2sin18°

より、
AC2=AB2−BC2=4sin236°−4sin218°
  
AC>0 より、 AC=1 となります。
よって、求める体積は
1×1×π×1=π ・・・・答え


解答を寄せて下さった皆さん。ありがとうございました。

里奈 さん
貞松 篤 さん
中川 琢也 さん
香高菜瀬笑 さん

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