aina さんからの質問

問題
 大きさの違う円に共通する2本の接線を2通りの方法で作図します。
 接線の引き方を教えてください。

方法1

2つの円の中心を、O および O' とし、
半径を R、r とします。
ただし、R>r とします。
O を中心として、半径が R−r の円を
描きます。
その円と、OO' を直径とする円との
交点をAとします。

ここで、AO' は、求める接線と平行な
直線になっています。
OAの延長と、大きい円との交点を
Bとし、BO' を直径とする円と、小さい円
との交点をCとすると、BCが求める接線
です。
完成です。
内接線も同様の考え方で引くことが
できます。

※2点を直径とする円を描くための
 中点の作図は省略しています。

方法2

2つの円の中心を、O および O' とし、
半径を R、r とします。
ただし、R>r とします。
OO' に平行で、距離が R−r の直線を引き、
O' を中心とし、半径OO' の円との交点を
Aとします。
OからO'A に垂線を引き、大きい円との交点を
B とします。
OAを伸ばしたものがBではありません。
方法1とは違います。注意してください。


以下、方法1と同様に点Cを作図すれば完成です。

※垂線を引くための作図は省略しています

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