あごらさんからの質問1

問題
2直線
 K: xsinα−ycosα=0
 L: xsinβ−ycosβ=0
に関する対称移動をそれぞれ、k、lとするとき
合成変換 l・kは、2(βーα)の回転であることを示せ。

解答
 K:y=(tanα)x
 L:y=(tanβ)x
であるので、K、L はそれぞれ、原点を通り、x軸との角度が、α、βの直線である。


x軸との角度がθの直線に関する対称移動は、図のように、
 ・−θの回転
 ・x軸に関して対称
 ・θの回転
の合成によって、得られる。それを表す行列は、
  (途中の式は省略)

よって、l・k を表す行列は、
 
よって、l・k は2(βーα)の回転となる。

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