シグ(高校一年)さんからの質問1

問題

解答


△AXCと△BYCは角Cが共通な直角三角形ですから、相似な三角形であり、
 ∠XAC=∠CBY …(1)
また
 ∠BZC=∠BYC=90°
より、BCを直径とする円を描くと、点Y,Zはその円周上にあります。
円周角により、
 ∠CBY=∠CZY …(2)
同様に、ACを直径とする円周上に、点X,Zがあり、
 ∠XAC=∠XZC …(3)
(1)(2)(3)より、
 ∠CZY=∠XZC
同様に、
 ∠ZYB=∠XYB
 ∠ZXA=∠YXA
が言えます。(垂足三角形は垂線により角が二等分される)

一方、
 ∠AYZ=∠CYX=90°−∠XYB
 ∠AYZ=∠WYC (対頂角)
より、
 ∠CYX=∠WYC
以上より、点Cは△XYZの傍心のひとつになります。
同様に、点A,点Bも、△XYZの傍心です。

点Cを中心とし、CWを半径とする円を描くと、この円は、XY上の点Uと、ZXの延長線上の点Tにおいて、
XY,ZXと接します。
 YU=YW
 XU=XT
より、
 ZT+ZW=(ZX+XU)+(ZY+YU)
  =ZX+ZY+XY
ZT=ZW より、
 ZW=(ZX+ZY+XY)/2
同様に、Bを中心とし、BVを半径とする円を描くと、
 VY=(ZX+ZY+XY)/2
が言えます。以上より、
 VW=ZW+VY−YZ=(ZX+ZY+XY)−YZ=XY+XZ

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