問題のコーナー

 あれは、昭和59年の1月頃。ヨッシーは、西宮にある某H学園で、M講師について講師見習いをしていた。教科は算数。今日しも、「弱点補強講座」が終わり、何人かの生徒が、M講師の周りに集まり、質問をしていた。その中で、ある問題が出された。M講師は、しばし取り組んでいたが、どうにもうまく解けないようだ。ヨッシーも、しばしの考慮時間の末、ふと解き方がひらめいた時、M講師から声が掛かった。「ヨッシー君、どうだろう?」。まだ、完全に答えを出すに至っていなかったヨッシーは、おそるおそる黒板に向かった。少しずつ書いているうちに、解けるの解けないのって、どっちだと思う!?って、そう、解けたのであった。生徒たちが言った。「おぉ、出藍の誉れや」。憎たらしいガキやで、ホンマに。

というわけで、当時の問題を掲載しておきます。
ヒマな方は解いてみて下さい。

問題1
正方形ABCDの辺BCの中点をEとする。
△AEBをAEで折り返したときの頂点Bの位置を、B’とする。
このとき、△B’CDの面積は、正方形ABCDの面積の何倍になるか?

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