ひかりさんからの質問1

問題
円A:x2+y2−6x+8=0の中心Pと直線y=ax(a≠0)に関して対称な点をQとする。

(1)直線PQの傾きを求めよ。
(2)点Qの座標を求めよ。
(3)円Aと直線y=axに関して対象な円Bがy軸と接するときのaの値を求めよ。


解答
(1) PQは直線y=axと垂直なので、傾きは −1/a
(2)x2+y2−6x+8=0 を変形して、
  (x−3)2+y2=1
  よって、円Aは、点P:(3,0)中心、半径1の円。
  点Pを通り、傾き−1/a の直線の式は、
  −ay=x−3
  これと、y=ax との交点は、連立方程式を解いて、
  (x、y)=(3/(a2+1),3a/(a2+1))
  点Qは、この点に対して、点Pと対称な点なので、
  点Q:(6/(a2+1)−3,6a/(a2+1))=((3−3a2)/(a2+1),6a/(a2+1))
(3)円Bは、点Q中心、半径1の円なので、点Qのx座標が、1または−1のとき、円Bは、y軸と
  接する。
  (3−3a2)/(a2+1)=1 より、a=±√2/2
  (3−3a2)/(a2+1)=−1 より、a=±√2

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